毎月月末に「その月に読んだ本を紹介する」ということをやっています。
今月は仕事などの関係で4冊のみ。
なんだか寂しいですが、さっそくご紹介して参りましょう。
なお、他にも漫画とか本業のための本も読んでいるんですが、その辺はなんとなく省いています(本業バレそうですし笑)。
小説もちまちまと読み進めているものがあるんですが、それも読み終えたタイミングでご紹介していきますね。
マネージャーの最も大切な仕事
ビジネスマンによる1万2000もの日誌を分析し、「何がメンバーの創造性や生産性、モチベーションを高めるのか?」ということを調べた研究が元になっている本です。
著者はこの研究を行った人物でもあるハーバード・ビジネススクールの心理学教授テレサ・アマビールさん。
「多くの人が見過ごしがちな日々の小さな前進や些細な出来事こそが、モチベーションや生産性を大きく左右する」ということを教えてくれます。
管理職でなくとも、自分の仕事や勉強等のモチベーション管理にも使える内容なのではないでしょうか。
超予測力
「専門家の予測の正確さは、チンパンジーのダーツ投げと同じくらいの精度である」で有名な(?)フィル・テトロック先生の本。
「精度の高い予測に必要なのは、才能ではなくどう考えるかにある」という事を教えてくれます。
予測に限らず、良い判断をするための考え方という意味でも参考になるのではないでしょうか。
予測に関する研究の話とかも個人的には面白くてよいのですが、この辺は興味のない人も多いかも。
読書慣れしてない人からすれば大変かもしれませんが、予測に関してはまず読むべき一冊と言えるんじゃないでしょうか。
YOUR TIME
ベストセラー連発のサイエンスライター、鈴木裕さんの最新作。
「そもそも時間とは何か?」というところにまで踏み込み現代人の抱える時間にまつわる問題点を明らかにした上で、私たちに本当にとって必要な時間術を考えていく内容となっています。
すぐに実践できるテクニックも多く収録されており、誰にとっても役立つ内容になっているのではないでしょうか。
- 「いつも時間に追われている感覚がある」
- 「もっと時間を効率的に使いたい」
そんな悩みを抱えている方はぜひ読んでみてください!
NATURE FIX
「自然の中にいると癒されるなー」という感覚を持ったことのある人も多いでしょう。
そんな自然の持つ健康やメンタルへの効果を、著名な研究者への取材を通じてまとめられたのがこの本です。
「具体的にどんな自然にどれくらいの時間触れることが出来ればよいか?」みたいなガイドラインを示してくれるのが素晴らしいところ。
著者は「ニューヨーク・タイムズ」や「ナショナル・ジオグラフィック」などに健康や自然に関する記事を投稿するジャーナリストのフローレンス・ウィリアムズさん。
取材の様子や実験の様子なんかも細かく書いてくれているので、普通に読み物として面白いと思います。
- 「なんか最近疲れてるなー」
- 「仕事などに追われてゆっくり休めていない、、、」
などとお悩みの方は「自然に癒されたい!」と思うこと間違いなし。
興味があれば是非読んでみてくださいー。
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