『スーパーベターになろう』から「悪者(ストレス源)と戦う5つの戦略」をご紹介

ヘルスケア/メンタルケア

私たちの周りの至る所に潜んでいる悪者(ストレス源)。

理不尽な要求をしてくる上司。

自分を振り回してくる知人。

上手く進まない仕事・恋愛・勉強・ダイエット・・・

それらから来る、自分の不安・緊張・焦り・恐怖・・・

こうした悪者たちにどう立ち向かって行けば良いのか?

こんな感じで、日常生活をゲームに仕立てて「ゲームで人が当たり前のように発揮している強さを日常生活にも活かそう!」という『スーパーベターになろう!』という本があります。

著者はゲームデザイナーであり、研究者でもあるジェイン・マクゴニガルさん。

ちなみに『スタンフォードの自分を変える教科書』などで有名なケリー・マクゴニガルさんの双子の妹です。

そんな『スーパーベターになろう!』の中で、「悪者と戦う5つの戦略」という話が面白かったのでご紹介していきます。

日常のストレス源となる悪者にどう立ち向かうか?

そんな話です。

5つの戦略とは、以下の通り。

  1. 回避
  2. 抵抗
  3. 適応
  4. 懐疑
  5. 転向

大前提として、「この戦略がベストだ!」というのがある訳ではないです。

あくまで重要なのは、それぞれの特徴を踏まえて、状況に合わせて5つの戦略を使い分けること。

まあ現実的には自分に合うもの2〜3くらい選んで使い分ける形になるかもしれませんが、早速それぞれの特徴を見ていきましょう!

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戦略①回避

一つ目は回避。

これは、ストレスの原因となるものを避けたり、考えないようにすること。

例えば、以下のようなものです。

  • 嫌な人と極力関わらないようにする
  • ネガティブな事を考えないようにする、忘れる
  • 不安になるような事、失敗しそうな事はやらない

5つの戦略の中でも、一番分かりやすく、一番取り入れやすい戦略です。

多くの人がストレス源となるものへの対処として取り入れているのは、この「回避」なんじゃないかと思います。

一方で、ストレス源への対処としては最も効果が薄い戦略でもあります。

なぜなら、「回避」をする事が出来るかどうかは、自分がコントロールする事が難しい、あるいはコントロール出来ないものに左右されるからです。

嫌な人と関わらないようにしても、仕事上の関係などでどうにもならない場面があったり。

感情を抑えようとしても、抑えようとするほど逆にその感情が強くなったり。

ネガティブな出来事を忘れようとしても、ふとしたきっかけで思い出してしまったり。

短期的なしのぎとしてはいいかもせれませんが、中長期的には別の戦略を取るのがいいんじゃないかと思います。

「回避」が有効かどうかを考える質問は下記のようなものなんじゃないかと思います。

  • 今これを「回避」することで、数分後や数時間後にどんな気持ちになっているだろうか?
  • 数ヶ月後、数ヶ月後にはどんな気持ちになるだろうか?それでも、本当に今「回避」すべきなんだろうか?

戦略②抵抗

2つ目は抵抗。

これは、ストレス源を遠ざけるような行動を取ったり、ネガティブな考えを食い止めようと行動をする事です。

例えば以下のような行動をとる事で、ストレス源に「抵抗」していきます。

  • 騒音のうるさい隣人を注意する
  • ネガティブな考えが浮かんだら、運動したり好きな音楽を聴いてポジティブな気持ちになる

「抵抗」はストレス源から来るネガティブな影響を断ち切る事が出来るという点で、「回避」戦略よりも優れています

常に「抵抗」するのは大変ですが、特に大きなストレスの元になっているものなどには、「抵抗」してみるのもいいかもしれませんね。

戦略③適応

3つ目は適応。

これは、自分自身を変化させていく事で、中長期的にストレスの元となる悪者へ対策をしていく戦略です。

例えば、以下のようなものです。

  • いつもうるさい上司と仲良くなり、文句を言われにくい関係を作る
  • 外出時の忘れ物を無くすため、玄関のドアに持ち物リストを貼っておく

仕事上の人間関係など、時として「回避」も「抵抗」も出来ない場面があります。

特にそういう状況で、この「適応」戦略は有効です。

「適応」の方法を考えるときは、以下のように自問自答してみるのがいいのではないでしょうか。

  • ストレスの源、失敗の原因となるようなものと上手く付き合っていく方法はないだろうか?

自分だけで解決出来ない時は周りの人に聞いてみるのもいいと思います。

戦略④懐疑

4つ目は「懐疑」。

これは、ストレス源やネガティブな感情に対して、「それは本当に自分にとって悪いものなのか?」と疑ってみる事。

  • 「いつも不安が尽きない」のは本当に悪いことなのか?→不安だからこそ、入念な事前準備が出来るので失敗が少ない
  • 「自分に自信がない」のは本当に悪いことなのか?→謙虚で客観的でいられるからこそ、目標も達成しやすくなる

こんな感じで、自分を苦しめるものに対して、「本当に悪なのか?」疑ってみること。

この5つの戦略の中でも飛び抜けて強力で、疑うことで新たな視点や、今までは気が付かなかったメリットに目がいくようになります

余裕がないと難しいかもしれませんが、ネガティブな感情になっている時こそ、「疑って」みてください。

「懐疑」をするためには、以下のように自問自答してみるのがいいと思います。

  • 「それは本当に悪いものなのか?何か別の捉え方は出来ないだろうか?」
  • 「このネガティブな感情/思考/習慣を捨てなくても、幸せで健全で意味のある人生を送ることはできないだろうか?」

戦略⑤転向

最後5つ目は「転向」です。

これは、ネガティブなものを自分や周りにとってポジティブなものに変えていくことです。

例えば、以下のような感じです。

  • 精神的に辛い状況にいる→人の痛みがわかるので、誰かの力になることをする
  • 将来について不安がある→「このままじゃやばい!」という感覚から生まれる切迫感がエネルギーとなり、将来について真剣に考えることができる
  • 大嫌いな人と一緒に働かねばならない→反面教師にする

この5つの戦略の中でも最も難しいですが、その分価値は高いと思います。

④の「懐疑」で新たな視点を見つけて、自分の力に「転向」する、みたいな流れで出来るといいですね。

「転向」戦略を活用していくためには、以下のように自問自答して見るのがいいのではないかと思います。

  • この悪い状況を最大限有効活用できるとしたら、どのような方法が考えられるだろうか?
  • なぜ自分はこれをネガティブなものと考えているんだろうか?良い点を挙げるとすれば、どのような点が考えられるだろうか?

そんな感じで『スーパーベターになろう』で紹介されていた、悪者と戦う5つの戦略についてまとめていきました。

自分の生活に当てはめて使うには、それぞれの項目に書いた質問を使ってみる事で考えてみてください。

そんな感じで。

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