色んな「ルール」をそれぞれ見ていくー②物事を円滑に進める3つのルール

学習/習慣

先日の記事の続きです。

ルールといっても色んな種類があるので、それぞれ見ていこうという話で、前回の記事で「物事を決断する」場合に使える3つのルールをみていきました。

  1. 一定の基準で「YesかNoか?」二者一択の選択をする「境界線ルール」
  2. 複数の選択肢を順位づけして選ぶ「優先順位ルール」
  3. 引き際をあらかじめ決めておく「停止ルール」

今回の記事では、「物事を上手く進めていきたい」ときに使える3つのルールをまとめていきたいと思います。

どれも上手く使っていけば、自分で何かをやる時も誰かと一緒に物事を進めるときにも使えるものになるかと思うので、少しでも参考になればなと思います。

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ルール④:ハウツー・ルール

前回の3つのルールに続く、4つ目のルールは「ハウツー・ルール」です。

これは、「ある場面になった時にどうするか?という部分をあらかじめ決めておく」ルールです。

今回ご紹介するルールの中でも、特に使いやすいルールなんじゃないかと思います。

例えば、下記のようなイメージで使っていく感じです。

  • ジムに出かけるときは必ず1時間以上のエクササイズをし、メニューは曜日ごとに変える。
  • 何か楽しい出来事があったら、一番最初に彼氏/彼女に共有する
  • ブログ記事を書くときは「写真」「リンク」を必ずそれぞれ1つ以上使い、3000字以内で書き上げる

ポジティブな出来事にはもちろん、例えばストレスのかかる場面や緊張するような場面、嫌な出来事が起こった場合の対処としても使えます。

ネガティブな出来事に対しての対処方法をあらかじめ決めておくことで、焦らず冷静にその状況から脱出できるようになるんで結構良い感じなんじゃないでしょうか。

以前別の記事でまとめた「If Thenプランニング」にかなり近いものなんじゃないかと思います。

詳細は上記リンクの記事に書きましたが、かなり効果的なことがわかっているテクニックになるので、是非活用してみてください!

ルール⑤:コーディネーション・ルール

5つ目の「コーディネーション・ルール」は、協調のためのルールです。

集団行動を取る場合や、誰かと協力する時など、自分以外の誰かと物事を上手く進めるために使います。

例えば、以下のように使っていきます。

  • 誰かの悩みを聞くときは、自分が話す割合は最小限にして相手の話を引き出すように心がける
  • チームで意見が分かれてしまったときは、全員の意見を集約し、最後は〇〇さんが決定をする
  • 家族旅行ではお金を出すのはお父さん

集団の中でうまく立ち回れるようにしたり、組織やチームの統制を取るために使っていきます。

ルール⑥:タイミング・ルール

最後6つ目は「タイミング・ルール」です。

これはシンプルに「いつやるか」を決めておくルールです。

  • 23時前には必ず寝るようにする
  • 日曜日は英語の勉強をする
  • ブログ記事は毎日10時に投稿するようにする

など、何かをするときに「いつやるか」を決めておくことで、リズムを作ったり、何をやるか迷う場面を無くしたり、何かをやりすぎてしまったり、逆にやらずに時間だけが過ぎてしまうようなことをなくすことができます。

この「タイミング・ルール」も、上でも少し触れた「If Thenプランニング」に通ずるものがあります。

「どんな時に何をするか」条件づけしておくのが「If Thenプランニング」なので、同じような効果は期待できるんじゃないでしょうか。

こちらも参考にしてみてください。

まとめ

そんな感じで、前回に引き続き色んな種類のルールをまとめていきました。

<何かを決める時に使えるルール>

  1. 「境界線ルール」:一定の基準で「YesかNoか?」二者一択の選択をする
  2. 「優先順位ルール」:複数の選択肢を順位づけして選ぶ
  3. 「停止ルール」:引き際をあらかじめ決めておく

<物事を円滑に進めたい時に使えるルール>

  1. 「ハウツー・ルール」:「何をどうするか」をあらかじめ決めておく
  2. 「コーディネーション・ルール」:協調を保ったり、集団の統率をとる仕組みを作る
  3. 「タイミング・ルール」:「いつやるか」をあらかじめ決めておく

悪いルールは人の行動を縛ってしまったり、自分や集団に悪影響を与えてしまう事もありますが、うまく使い分けて活用出来れば良い判断をしたり、うまい感じに物事を進められるようになるのではないでしょうか。

まあ上手く活用する、っていうのが一番難しいんですが、こればかりは使いながら身につけていくしかないかなーと思います。

僕も色々試していきながら、うまく機能するルールの形を探っていければなという感じで考えています。

参考にした本↓

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