組織の中で「何かを変えたい」と思うなら、選択肢は4つしかない!らしい

人間関係/コミュニケーション

自分の職場や組織に100%満足している人は中々いないでしょう(笑)

何かしら嫌なこと、可能であれば変えたい事、変わって欲しいと思うようなことがあるかなと思います。

そんな時、人が取れる行動は大きく分ければ4つしかない、そんな話です。

その4つというのは、以下の通り。

  1. 発言する
  2. 離脱する
  3. 無視する
  4. 粘る

それぞれの特徴と、どんな時にどの選択肢を取るべきか?考えてみたいと思います。

「自分への影響」「周囲への影響」の2軸で整理していきます。

順番に見ていきましょう!

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「発言する」

自分への影響:ポジティブ

周囲への影響:ポジティブ

一つ目は「発言する」。

「嫌な事があるなら行動しろ!」みたいな感じで、ある意味分かりやすいですね。

うまく行けば、自分だけでなく周囲にもよい影響を与えていく事が出来ます

ただし先日の記事で書いたように、「自分に地位がなかったり、周囲からの尊敬・信頼を得られていない場合、意見や提案をする事で非難されやすい傾向がある」というのがあります。

なので、「常に発言するのが正しい」訳ではないのでご注意を

ちょっとした提案であればさほど気にするような事はないと思いますが、組織や上司の意識に根付いた価値観のような、根深いものに踏み込むようなものほどリスクも大きくなっていきます。

もし自分に十分な地位がなくても発言したいと考えるなら、以下の点を考えてみるのがいいかもしれません。

  • 言い方を和らげたり、上司など自分より上の立場の人から伝えてもらうようにする
  • 何かあった時のために転職先を見つけておく→別の行き先が確保出来れば思い切ったチャレンジが出来る

「離脱する」

自分への影響:ポジティブ

周囲への影響:ネガティブ

2つ目は「離脱する」事です。

これは文字通り、その組織を離れる事を意味します。

離脱を選んだ場合、「自分の状況は良くなるが、周囲には良い影響を与えることは出来ない」という欠点があります。

ただし強いストレスを抱えている場合、先の見えたない組織に残る事で他のあらゆる可能性を閉じてしまっている場合等、状況次第では「離脱」を選ぶ事が大きなメリットになり得ます

そういう訳で、選択肢としては全然アリなんじゃないかと思います。

また、何かあった場合に離脱が可能な状況を作っておいた上で(転職先を確保しておくなど)、1つ目の「発言をする」というのも良いんじゃないかと思っています。

安全なルートを確保することで、思い切ったチャレンジをしたりリスクを取ったりができるようになると思うので。

「無視する」

自分への影響:ネガティブ

周囲への影響:ネガティブ

3つ目は「無視する」こと。

これは、要は「気を紛らわして、あくまで現状にとどまる」ことです。

ほどほどに仕事をしたり、趣味など別に没頭できるものを見つけたり、同僚や友人と愚痴をこぼして慰め合ったり、と言った感じで。

上のような行動はストレス解消にも繋がるので、それほど大きな問題を抱えていないのであれば、十分に選択肢になるのかなと思います。

ただし何か状況が変わる訳ではないので、あくまで一時的なしのぎとしての選択肢なのかという感じです。

そういう意味で完全に「無視する」のではなく、気晴らしをしつつも「発言する」もしくは「離脱する」を進めていくのがいいのかなーと思います。

「粘る」

自分への影響:ネガティブ

周囲への影響:ポジティブ

最後4つ目は「粘る」です。

嫌な職場でもとりあえず働き続けたり。

周りに働きかけたり環境を変えようとするのではなく、組織に残り努力を続けるのが「粘る」です。

何だかんだ一番多くの人が選んでいるのはこの「粘る」なんじゃないかと思います。

この「粘る」が有効なのは唯一、

  • 残り続けることに何かしらの見込みがある場合

なんじゃないかと思います。

例えば自分の地位を上げて発言権を得てから行動する、とか。

残り続ける事で給料が上がるのが分かりきっている場合等も、「粘る」が選択肢になりうるんじゃないかと。

ちなみに、長期的に人が後悔はすることは、「行動を起こしたこと」ではなく、「行動を起こさなかったこと」に起因するものだと言われています。

なので、「粘る」ことで何かしらの勝算がある場合を除いて、「発言する」もしくは「離脱する」ことで、大きな問題に対処していくのが良いんじゃないかと思います。

いずれにしても辛い状況で粘り続けてしまうと大きなストレスにも繋がるのので、もし「粘る」を選択するのであれば、こちらでご紹介した「停止ルール」で期限や離脱する基準を決めつつ、続けていくのがいいんじゃないかと思っています。

そんな感じで。

参考にした本はこちら↓

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