「何から試したらいいか分からない!」って時は「効果量」を見るといいかもしれない

学習/習慣

世の中には色んなテクニックが溢れかえってる訳ですよ。

本当に膨大な数だし、相反するものもあるし、その上上司とかに色々言われた日になんかには「俺は一体何を信じて生きればいいんだー!」みたいにならないですか?

僕は結構あります。

そんな訳で、人間不信になりそうな時でも信じられる指標があったらいいなということで、使えるかもしれないのが「効果量」です。

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効果量って?

効果量は,データの単位に依存しない標準化された効果の程度を表す指標です。効果とは,データの差・影響・相関・連関のことです。効果量は単位の異なる研究から得られた効果の比較や人数の異なる研究から得られた効果の比較が可能です。

(参照:効果量 effect size – 一般社団法人 日本理学療法学会連合

効果量は統計で使われる手法の一つで、異なるグループ間での平均値の差をサンプルサイズに影響されないよう標準化したもの、みたいに説明されています。

また、効果の大きさを表現するdや関連の強さを表すrなど、効果量の中でも様々な指標があります。

というと何だかややこしい感じですが、テクニック系とかに使われる効果量はざっくり「どんだけ効果のあるテクニックなのか」を表してる、みたいに考えれば良いかと思います。

だいたい目安としては、「d=0.30」以上だと「十分に試す価値がある」、「d=0.50」以上だと「結構な効果が期待できる」ような感じです。

例えばマインドフルネス瞑想なんかは「d=0.36」だとされており、是非やってみたらいいんじゃないか、みたいに考えられるんだなーって感じです。

残念ながら何でもかんでも「効果量」が明らかになっている訳ではないが、、

とはいえ、この効果量ってのはちゃんとした研究結果によって明らかになるものなので、個人の経験から言っているようなテクニックとかに効果量が出るわけではないんですよね。

そんな訳で残念ながら使える場面は限定的ながらも、効果量が明らかになっている時点で信頼出来る検証がされている、って証拠でもあります。

なので、迷った時は「そのテクニックの効果量はどれほどなのか」ってまずは調べてみるのもいいかもしれません。

効果量が分からなくても、調べてみると案外しっかりした情報に行きついてそれで判断か出来るようになったりもしますからね。

まあ一つの目安として考えるためには、十分に使えるんじゃないかと思ったところでした。

まあそんなところで!

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